電車の中で痴漢です!と叫ばれたら「本当は」どうしたらいいのか

J-CASTニュース : 電車の中で「痴漢です」! 叫ばれたらどうしたらいいのか弁護士・井上薫さんに聞く
があまりに内容の薄い(タイトルと内容が違いすぎる)記事なので、補足させて頂こうかと。

井上 それが、「こうしたらいい」という方法があるのであれば、全然怖くないんですよ(苦笑)。決め手がないからこそ、大問題になっているんです。

http://www.j-cast.com/2009/02/01034490.html

ないんかい!

というか専門家でありながら、後述する「付着物検査」や「繊維鑑定」に全く触れていないのはどういうわけですか。

まさか知らないってことはありえないし、もしかして、あなたまでそっちの・・・(ryとか疑いたくなるようなこういう中途半端な記事は本当にやめて頂きたい!


では、電車の中で痴漢ですと叫ばれたら「本当は」どうしたらいいのか

↑・・・というのは冗談で、

その場で付着物検査を要求し(無理ならせめてビニールで覆い)
法廷ではgoogle:繊維鑑定を軸に争う

が現実的だと思います。実際、これで無罪になった判例もあるようです。
http://www.asyura.com/07/social4/msg/338.html


ただし、ネットで色々な事例を見てみるとどうやらこの件には壮大な警察と検察の裏事情が絡んでいるような気がしてならない。

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以下、真偽の判断は自己責任でお願いします。

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警察が積極的に微物検査(付着物検査)をしなくなったわけ

158 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/09/01(月) 22:14:27 id:cYovgG3G0
ほんの一年ほどまでまでは警察は積極的に微物検査をしてたわけね。
手に付いた繊維を採取するために粘着シートで手のホコリを取る。
で、これを最近はしなくなった。
痴漢冤罪で捕まったら、まずは微物検査を犯人側から要求しなきゃならない。
検査されるまではなにも触れない、トイレにも行かない。
駅員や警察の前で手を出して、微物検査をしろ、するまでは手を一切使わない、
と、宣言するのが吉。

で、なぜ微物検査をしなくなったかと言うと、ほとんどが冤罪だってのも警察は
判ってきたのね。
裁判での微物検査の証拠能力も怪しいってことになった理由もある。
しかし、犯人側が物証として出せるのは、唯一この微物検査の結果だけなんだよ。

で、それを知らないと、普通に自白調書だけの裁判に持って行かれる。
法律や世の中の仕組みを知らないと悲惨な事になる。
自分は正義なのだから頑張って説得すれば信じてもらえる、なんてのは日本の
警察相手には夢物語ですよ。

http://revchannel.blog64.fc2.com/blog-entry-73.html


微物検査をしなくなった理由が、ほとんど冤罪だと警察自身分かっているから
というのが皮肉ですね。

逆に言えば、微物検査の結果は犯人側が物証として出せる唯一の証拠となるので
裁判で無罪を争うときにはこの結果をきちんと出すことは大きいのかなと。


検察は「自主的に」繊維鑑定結果を提出しない?

接触れたことを示す証拠として有効な結果が出たのなら、下着の繊維を鑑定結果として提出すると思います。なのに、検察は下着の繊維に関しては「自主的に」出さないのです。
(中略)

検察官にとって「好ましく無い結果」だったのです。しかし、これは被告側にとっては『無実の証明』につながります。私たちが冤罪の事例にぶつかる時によく目にする「被告に有利な証拠を隠す」パターンなのです。

http://koufu.exblog.jp/7525844/


検察、お前もか。と言いたくなる内容ですね。

本人の知らないところで無罪の繊維結果が出ているというのに
事実上もみ消されてしまうとは、これまたひどい話です。

なんに関しても言える事ですが、無知は罪なりと言うことでしょうか。
全く恐ろしい限りです。

09/02/03 微修正
09/02/07 微修正