プログラミングを始めたきっかけ
今の子供達にどうやってプログラミングの楽しさを教えたらいいのか?を読んで。きっかけは中盤以降に書きました。
私の意見はid:dankogaiさんと正反対
id:dankogaiさんは、そんな小さいころからやらなくても...って意見のようですが私の意見は正反対だ。
その理由は3つある
- 思考の根底部分に影響を与える
- 本当のITリテラシーを早くからつけるべき
- 習得できるタイミングが限られている
1.
たとえば囲碁は3歳とかからやってないと、基本プロにはなれない。
打ち方、考え方(というか↑の人間はほとんど考えてない)が根本的に違う。
幼い頃からプログラミングしてないとプロになれないとか言うつもりはないが、若い時からやってる人は考え方みたいなものが違うのを感じる時がある。
というか、彼らは「考えていない」といった方が正しいだろうか。
2.
本当のITリテラシーをなにかと定義するのは難しいが、、
英語とかの外国語を学習しないと欧米の文化を根本的に理解するのは難しい。
それと同じで、プログラミングの知識がなければWEBとかITの根本的な理解は難しいと真剣に思ってる。
3.
タイミング重要。何らかの環境も必要だから(PC、書籍、暇、超初歩的な質問できる人.etc)
生活に困るほどの貧乏一人暮らしではたぶん無理。
それに30とか40過ぎてからプログラミング始めるのは大変だと思う。
もし、「全然問題なかったよ」っていう人がいたら教えてください。
プログラミングに出会ったきっかけ
中学の時にパソコン部に入った。
たしか高校受験の勉強がおろそかになるからとかで、母親に運動部入りを禁止されたのが理由。
中学時代という若さと元気あふれる三年間をパソコンとにらめっこでは退屈しそうだったので、
電気系のエンジニアやってた父親にいろいろ質問してみた。
私「パソコンってなにができるの?(Officeとかゲームとか以外に)」
父「全てのソフトはプログラミングによってできてるから、プログラミングすればなんだってできる」
と言われてなんかすごそうな気がしたけど、イメージ湧かなかったからこう聞いた。
私「最初に作ったプログラミングってどんなの?」
父「画面にマウスで点を打っていくとそれを追いかけて自動的に線が描かれていくやつかな。初めて作った時は感動したなぁ」
なんか遠い目で語るんだよね、これが。すごい楽しい記憶を呼び起こすように・・・
なんかそれを聞いて、急にプログラミングのイメージがわきあがってきて中学3年間をプログラミングに費やすことを決意した覚えがある。
当時の私はそんなに楽しくて色々できるんなら、それを先に言えよって気分だった。ハンド部に入りたかったのとかどうでもよくなって、3年間プログラミングばっかしてた。
ちなみに父親は電気系のエンジニアで仕事でもC言語とか使うらしく、
市販されてるセンサーとかも自分でプログラミング(マシン語?)して作ったことあるらしい。
正直、父親の仕事はラジオ(無線機器)の修理としか聞かされてなかったから
その時初めて父親のレベル(?)というかすごさを実感したのを覚えてる
あの時代、パソコンも高くて最新のVALUSTARでソフト付で100万したらしい。でも家にパソコンがあったことには本当に感謝している。
中学三年間
PC-9801のパソコンにはBASICがついていたのでそれもちょっとやったあと、
やがてWindows95環境でExcelに付属しているVBAをいじるようになってた。
暇があれば町の本屋に行けばVBとかVBAに関する書籍を立ち読みしてゲームとか英単語ソフトとか作ってた。
大人に混じってVBマガジンとか立ち読みしてた子供はきもかったと思う(笑)
時には夜寝る間も惜しんで、2.5次元ぽいダンジョンゲームとかシューティングゲームとかを作ってた。
しかもExcelのワークシートの上にユーザーフォーム広げて動作させてたからウケル。
ちょうど時期が良かったみたいで、中2の頃に「VBでPhotoshopを超える」(たしか)とか帯に書いてある英語本の翻訳本が出てたからそれにはまりこんだ(これは買ってもらった)。内容はPhotoshopの高度な加工を全てVBの画像処理で実現するとか言う、たぶん今あるVBの本の中でもトップ層に君臨するくらい濃い内容だったと思う。
ちょうど中3の時にその本の3D版は発売と同時に買って(もらって)、シェーディングとかの3Dのレンダリングエンジン(?)に夢中だったのをよく覚えてる。